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予選22位から表彰台へ。坪井翔選手が見せた鈴鹿での逆転劇
2026年5月23日~24日に開催されたスーパーフォーミュラ第4戦・第5戦鈴鹿ラウンド。今シーズンは思うような結果が残せず苦しい戦いが続く中、坪井翔選手にとっても重要な一戦となりました。
結果だけを見ると、第4戦は3位、第5戦は5位。しかし、その裏には予選でのアクシデントや天候変化を見極めた大胆な判断、そして表彰台を諦めない強い意志がありました。
今回は、アストロプロダクツが応援する坪井翔選手の鈴鹿ラウンドを振り返るとともに、その挑戦の軌跡をご紹介します。
苦しいシーズンを変えるために挑んだ鈴鹿ラウンド

2026年シーズンのスーパーフォーミュラは、坪井選手にとって決して順風満帆なスタートではありませんでした。
本人も「今シーズンは全くうまくいっていない」と振り返ります。鈴鹿サーキットは、過去に必ずしも好相性とは言えないコース。レースウィークを迎えるにあたって不安もあったといいます。
しかし今シーズンはマシンセットアップのコンセプトを変更しており、その成果が発揮されれば流れを変えるきっかけになるという期待もありました。
苦しい状況だからこそ、結果だけでなくチャレンジする姿勢が求められる重要なラウンドとなったのです。
第4戦予選。順調な滑り出しから一転、まさかのペナルティ判定
第4戦の予選は、練習走行から決して悪くない感触を得ていました。Q1でもトップとの差はわずかコンマ1秒。しかも2番手で通過する好走を見せます。
しかし、その直後にアクシデントが発生します。4輪脱輪によるペナルティ判定によってタイムが抹消。結果としてQ1敗退となり、22位という厳しいポジションから決勝を迎えることになりました。
わずかなミスが結果を大きく左右するモータースポーツの世界。好調な流れを感じていただけに、本人にとっても非常に悔しい予選となりました。
逆境から始まった第4戦決勝
22位スタートという状況の中、決勝で求められたのはとにかく前へ進むことでした。スタート直後から果敢なオーバーテイクを見せ、1周目終了時には18位までポジションアップ。
しかし、その後は思うようにタイヤのパフォーマンスが発揮されず、レースは厳しい展開になっていきます。
そんな中、天候が大きく変化しました。
雨が降り始めたことで、多くのドライバーはウェットタイヤへの交換を選択します。
一方、坪井選手は異なる判断を下しました。順位が後方だったこともあり、あえてタイヤ交換を行わずステイアウトを選択したのです。この決断が大きな勝負の分かれ目となりました。
まもなく雨は止み、路面は急速に回復。結果として戦略が見事に的中し、一気に順位を上げることに成功します。
そしてチェッカーフラッグを受けたとき、そこには3位という結果がありました。
予選22位から表彰台獲得。苦しいシーズンを戦ってきた坪井選手にとって、今季初の表彰台となる価値ある結果でした。

第5戦は優勝を狙った積極策
続く第5戦。
前日の好調な流れをそのまま持ち込みたいところでしたが、予選は思うように進みません。Q1をギリギリで突破し、Q2でも完璧なアタックとはならず7番手。
上位選手のタイム抹消によって5番手スタート。
決勝ではスタート直後に1台をかわし4番手へ浮上。レースペースも良好で、上位争いに加わることができました。
結果として最終順位は5位。しかし本人は「もっとペースが良ければ優勝もあり得た作戦だった」と振り返っています。
守りではなく勝利を目指したからこそのチャレンジ。順位以上に価値のあるレース内容だったと言えるでしょう。
次戦は富士スピードウェイへ
第4戦を3位、第5戦を5位で終えた坪井選手。苦しいシーズン序盤から少しずつ流れを取り戻しつつあります。
次戦は7月18日・19日に富士スピードウェイで開催予定です。
今回の鈴鹿ラウンドで見せた粘り強さと挑戦する姿勢を武器に、さらなる活躍が期待されます。
アストロプロダクツも引き続き坪井翔選手を応援してまいります。

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